炊き立ての、湯気のあがったおいしい「心のごはん」をにぎって、持ち運びできるようにしたのが、
「おにぎり文庫」です。
本がいつも手元にあって読みたいときに読みたい。
たくさんの楽しい本に出会いたい。
子どもたちが本好きな人になってほしい。
大人ももっと絵本を楽しみたい。
そんな人たちが集まって資金を出し合い、8冊X有志分の本を買いました。
それを、内容や作者や難易度に偏りが無いように分けて、8冊ずつボックスに入れました。
全国の、有志の集まった地区ごとに、それぞれ10から120の団体や個人が属しています。
購入したたくさんの本の中の8冊だけが手元にあり、月末になると各地区の中で、次の順番の所に回り、
前の所から新しい8冊がやってきます。毎月新しい本にめぐり合うことができるのが、
おにぎり文庫の仕組みです。
おにぎり文庫は、まず大人が絵本を読んでおもしろいと思い、その気持ちを伝えるために
読み聞かせ、子どもが自分でも読みたいと思い、たくさん読んでいくうちに本を読むことが
当たり前の習慣となって、子どもが思春期になっても、読書を続けてくれることを願っています。
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