本が大好きな方たちに声をかけ、説明会を開きます。おにぎり文庫の趣旨に賛同し、責任を持って本を巡回させてくださる方たちが集まると、楽しく、ずっと続けることができます。 種まき会で話を聞いて、本当にはじめようと思った方たちが集まり、いろいろなことを決めます。
本は池袋おにぎりの「具」を参考にされても良いでしょう。長さ、作家、雰囲気、内容等の偏りのないように8冊ずつ(7冊や9冊という地区もあります)に分けて箱に入れます。本の番号と何月に何番が回ってくるかをリストにしておくと便利です。
わくわくする、一番楽しい会です。 参加するメンバーが集まり、本をボックスごとにわけ、シールを貼って、カバーをかけます。ボックスには、番号シールと、看板をつけます。 そ、し、て!持って帰りましょう!おにぎり文庫の始まりです。 あとは、それぞれ文庫を楽しんだ後、期日を守って次へ回していくだけですが、おにぎりは生ものなので、置きっぱなしにすると腐ってしまいます。 そこで、ときどきメンバーで集まって、新たに心のごはんを炊きなおし、おにぎりを握って、ほかほかの湯気の立ったおにぎりを持って帰ると、おにぎりの「おいしさ」をより伝えられます。つまり、様々な情報交換をしたり、楽しく本を読むための工夫を披露しあったり、読み聞かせ会を企画したり、読み聞かせの方法などの勉強会をしたり、メンバーによる読み聞かせを聞いたりするのです。 ほぼ毎月、というところもあれば、年に数回というところもあります。近いもの同士が毎月集まり、全体では年に一回集まるというところもあります。年に一回は合宿をする、小旅行をする、他のおにぎりと一緒に勉強会をするなどというところもあります。それぞれの地区に合わせて決めてください。 地域の方に、おにぎり文庫の活動についてお知らせしたり、本の紹介をしましょう。 絵本は、5000年前に書かれた話があったり、小さな子から大人まで楽しめるものもあるなど、時間と空間を越えて誰でも楽しめます。作家によって選び抜かれたことばと、魂をこめて描かれた絵により、心の奥へすっとはいっていきます。1冊の本を間にして、年齢をこえて心が通い合うこともあります。そんな「心のごはん」をできるだけたくさんの方に味わっていただくのが、おにぎり文庫なのですから。 NPO法人「おにぎり文庫の種」では、全国のおにぎりの情報交換の場を提供しています。 ご質問ご意見など、どうぞお寄せください。 全国駅弁博覧会:年に数回、全国のおにぎり文庫情報をお知らせしています。各おにぎりの代表の方にメールまたはFAXでお送りしています。 メーリングリスト:「みんなのおにぎり」というメーリングリストがあります。楽しいおしゃべりの場です。 ねぎぼうずのあさたろう劇団:絵本の読み聞かせをしています。読み聞かせ会を希望されるときは、ホームページよりお申し込みください。日程などご相談させていただきます。 |